カラダづくり 「ダット」

 

 コロナウイルスでリモートワークへの移動が進み、家庭で飲む酒の量が増えた人は多いです。最近は飲酒と健康との関係も詳しく解明されています。いる神経科の医長は「酒は百薬の長といわれてきたが、アルコールは少なくても飲む量に応じて心臓血管障害などのリスクを高める」と発表しました。ヒントは新たなアルコール依存症治療の取り組みである「減酒」治療があったんです。

 厚生労働省が示す適正な1日の飲酒量はアルコール量で20グラムです。60グラム以上は多量飲酒者となるが「一人ではなかなか酒量を減らせない」という人は少なくないでしょうか。したがって、アルコール依存症の人をサポートする医療の取り組みが広まっています。最近、依存症治療の変化があります。

 かつては「断酒」で全く飲まないことを求めます。しかし、すぐにお酒をやめられる人は少なかったです。新たな治療は「少しでも減らせば心身に良い効果が得られる」という「減酒」です。軽症と中症などの依存症の患者を対象にした治療だけではなく、それ以外の減酒したいの人も応用されています。ある研究報告によると、アルコール依存症の患者がすぐに飲酒をやめるのは非常に危険です。健康効果がないだけでなく、精神的にも悪くなります。すぐにお酒をやめると、アルコール依存症の患者の神経は抑制され、ストレスを感じやすくなって、心が不安定になると、危険な行動をとってしまうことがあるでしょう。したがって、断酒は長期的な治療となります。また、お酒は120mg未満なら体に害はないので、アルコールをやめなくても量をコントロールできれば問題ないと思います。

 


コメント